”ピアノ持ち”の同居人と引越しするときのポイント4つ
目次
はじめに
引越しシーズン真っ只中、「引越し難民」なる人たちまで出てきているようで(ZIPで見た)、引越しがより大変な時代になったのかなと思いますが、その中でも特に大変な「グランドピアノが家にある人」の引越し。元々ピアノを持っている人なら当たり前かもしれませんが、同居人はわからないことが多いです。というわけでその注意点を書いていきます!
1:ピアノを置ける広さを考える!
グランドピアノを置くというのは結構場所が必要です。人によってはピアノの上や下にモノを置くことも嫌がる人もいるようです。広いリビングの物件もしくはひと部屋余裕のある物件にする必要があります。
個人的には広めのリビングに置いて「ピアノエリア」「リビングエリア」とするのがオススメです。お互いにインドア派で家が好きということもあり、ピアノを置いてもなお余裕が感じられる広さの物件を選びました。
ピアノを置く広さを確保するということは、単純にその分だけ家賃が上がるということです。気をつけましょう!
2:ピアノの入口があるか確認する!
ピアノが置ける広さを確保したところでまず一安心していいと思います。
ですが、それと同じくらいもしくはそれ以上に大事なことがあります!
それが、「ピアノの入口がちゃんとあること」です!
そりゃそうでしょと思うかもしれませんが、言われてみればと思う方もいるはずと信じてポイントに挙げました。
「置く場所はあっても入り口がない」これではお話になりません。ちゃんとピアノと玄関もしくは窓の大きさを確認しておきましょう。
ピアノの搬入には大きく分けて2つあるらしいです。
1玄関から入れる
2窓から入れる(空中階に住む場合はクレーンとかで入れる)
想像すると結構大胆ですね。
家具などの普通のものは普通の引っ越し業者にお願いできるけど、ピアノだけは別の専門の業者にお願いするのが一般的なんだとか。
もちろんこれにも代金が発生します。安いところでも6~8万したような。会社やサービスはもちろん距離にも左右されるので注意が必要です!
3:ピアノを弾ける環境か確認する
せっかくピアノを置けても弾けない環境だった場合本末転倒です。
ちゃんと「楽器可」かどうかだけでなく、ピアノを弾いても問題ないか、仲介業者さんに確認してもらいましょう。
ただ単に「楽器可」なだけの物件で普通にピアノを弾いていると、最悪の場合苦情が来てピアノを弾けなくなってしまう可能性があるのだとか。
根回しやら防音設備やら、ちゃんとやっておきましょう。
楽器用の部屋を作ってしまう。
プチリフォームみたいな感じですね。
とてもお金がかかりますがこれが一番自由にできる方法だと思います。
ピアノの下に防音マットを敷く
音は下に向かって飛んでいくものらしく、近い部屋の中でも特に下の部屋に向けてのケアが必要になります。
そんなときに使えるのが「防音マット」です。
そんなものがあるのかという感じですが、ネットでちょっと探せば簡単に出てきます。
数十センチ四方のものを数枚買い、ピアノの下に敷きましょう。これでいくらかは響き渡るのがましになります。
引っ越し先でのご近所挨拶でピアノの話をしておく
苦情が来てピアノが弾けなくなってしまっては困るので、少しでも悪い印象は取り除いておきましょう。引っ越しの挨拶で、ピアノの音がこぼれることについて軽く断りを入れておくのが良いと思います。最初に良い印象を持たれておけば、多少のことなら目をつぶってくれるという可能性も高まります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。グランドピアノと共に引っ越しをするということは予想外にお金がかかるものだということがお分かりいただけたと思います。また、防音面と人付き合いの両面でピアノが弾ける環境づくりにも手を焼かなければなりません。
大変なことは多いですが、この手のことはグランドピアノを持っている側の人(同居人)が既に分かっていることもあるので、頼れる部分は頼りつつ、協力して引っ越しを進めていくといいと思います!